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ホーム小話集

なぜ創業したのか?
創業当時、日本は高度経済成長の真っ只中。
私は安定した職に就きながらも、大決心しました。

「この世の中に、甲斐 實 という男が、
どれくらい通用するか、問うてみたい!!!!!」


~実際に起業・個人事務所等の設立を経験された方は、
開業当初がどれほど大変か知っていると思います。
その上、起業しても20年以上続く会社は、1割前後が現状です。
わたくしどもの事業も決して例外ではありませんでした。
創業時の会社でいう資本金というものは、
社長の手の指10本と5万円(当時)だけでした。
しかし、血のにじむような努力と汗水の結晶で、
今の甲斐工業石材が存在します。

こだわりが得たもの
ある年、九州の大手電力会社の工事を請け負った時には、
工事監督者から100点満点中120点の評価をいただき、
「甲斐工業に任せれば問題ない」とのお墨つきをいただきました。


以後、施工担当の名前を伝えるだけで、検査は形式上でクリアしていました。

またある日、お墓を建てたお客様の中に、
たまたま大手建設企業の現場監督者がおり、
その方が「わたしがチェックする!!」と自信を持って言われ、
仕事内容や管理写真をご覧になりました。

その結果、「うちの会社でもこんなに手を入れた仕事は
していない。合格!!」
との検査?合格を頂きました。


このような、ウソのような本当の話・・・

「甲斐工業石材は、確かな仕事をする。」

「お墓は、まずあそこに任せれば、間違いない。」

「あんたのような人を・仕事を、おれだけにしてもらうのは、
 もったいない。」

「(お友達との会話で)え?お墓を建てたい?
それなら、甲斐さんって言う人がいっちゃが~!!
うちも人から聞いて頼んだっちゃけど、電話番号教えるから、
ちょっと待っちょきない。(宮崎弁)」


・・・あるお客様は、お墓をどこにするかも、一通り決めていたある日
亡くなった父の遺品整理をしている最中に、
手帳を偶然息子さんが発見されパラパラめくると、そこには・・・
「墓は甲斐さん・69-7256」と書かれてあったそうです。
その後、息子さんより連絡があり、お墓を建てさせて頂きました。

様々な理由で、お客様がお客様を紹介して下さり、
口コミが関東まで広がっていきました。

口コミがどれほどの影響力があるか、あえて説明するまでも
ないはずです。本当にありがたいことです。

また、コンクリート・シリコンの調整や微妙な感触や力加減は、
冬と言えども、素手でなければアテになりません。

その代償として、手が荒れたり、節々のあちこちが切れてしまいます。

ある春前に70代のおじいさんが、社長の手が石のように
ゴツゴツして節々がアカギレしている両手を握りしめ、

「こんなになるまで、頑張って・・・私の手と交換してあげたい。」
と涙を流されたこともあります。

逆に、気に入らないお客様に対しては、それとなく断ったり、
仕事が未完成の段階で仕事にケチをつけた時には、
「お金はいらないから、今からこの石とブロックをハンマーで
壊しますから。」
と実際にハンマーを振りかぶります。
一度決めたことは、頑として変更しない・聞き入れない、
まさに典型的な頑固親父そのものです。

もともと社長は昔の職人(元海軍兵)にこっぴどく
仕込まれた職人です。

なので社長をとても大事にするお客様へは、
期待以上に応える仕事をします。

それをまた気に入ったお客様は、完成時に
「(見積りの金額では)安すぎるから、お前が言う金額を出すから、
言ってみよ!!」
と。

もちろん見積り通りの金額を頂きました。

本来ならば、お金を払っていただく以上、お客様という立場上、
責任を持って最後まで完成させなければなりません。

また、お客様の不平等をなくすため、手の入れようも同じで当然です。

ですが、昔ながらの職人というのは、
そのような外形・形式にこだわらず、
「1対1の気持ち・真心」にどうしても敏感な傾向が強いようです。

あなたの知り合いの「職人さん」は、いかがですか?似ていませんか?
本当に儲けようと思えば、いくらでも方法はあります。
人や支店を増やす・1件単価を上げる・必要以上に経費を下げる。
さらに営業をしていないため、尚更経費はかかりません。
しかし、今も小さな小さな店舗であり続ける理由は、
儲けよりも創業時の考えと、指針・信念が一番大切だからです。

宣伝や営業を使えば、必然的にお墓に経費が重なります。

他社様は、「早く仕事をしろ・材料は余計に使うな!」でしょうが、
当社は、「日数がかかっても手を入れろ・材料は余計に使え!」
でなければ、いい仕事はできないという考えです。

予断ですが、あるタクシー会社の社長が言われてました。
「お客様には悪い車に乗せ、自分はいい車に乗る。
これは、商売の感覚がないからです。
 ホテルではお客様にいい部屋を提供し、自分は暗くて狭い部屋
で過ごす。これが商売の基本です。」と。

決して、いい車に乗るな!とは言いませんが、商売上利益も
大切です。しかし、もっと大切なものがあると感じます。


また完成後も、近くまで来たので挨拶や様子を伺ったりすると、
どちらがお客様か分からないくらい、どのお客様も
喜んで歓迎していただき、お客様と職人の関係を超えて
「家族・兄弟」のように接して下さいます。
現在の財産と言えば、社長自らが広げてきた
「何千人・何万という人との信頼関係」だと言えます。
この場を借りて、皆様に感謝申し上げます。
これからもどうぞよろしくお願い致します。

いろんな不安・期待・それでも不安と入り混じって
おられるかもしれませんが、お気軽にご相談下さい。

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